はてぴの諸君、元気にしてるー?
今日は我が故郷イヌヤマシティの城下町に名物として存在してる菜飯田楽を真似して作ってみようと思うよ。
ご飯を土鍋で炊いている隙に絹ごし豆腐を適当なサイズにカッティングして行くよ。
本当は木綿豆腐が欲しくて歩いてすぐのクスリのアオキまで買いに行ったんだけど全部買い占められちゃってました。ぼくは戦争と買い占めがこの世で最も嫌いです。
お皿の下にキッチンペーパーを敷いて豆腐を乗せたら更にもう一枚キッチンペーパーを豆腐に被せてしばらく放っておくよ。
米が炊けるまでまだまだ時間があるので続いて味噌をブレンドしときましょう。
つけてみそとみりんと砂糖を混ぜ混ぜしました。個人的に味噌田楽はなるべく甘口にしといた方がいいと思うんだぜ。
ご飯が炊けました。
混ぜご飯の素の菜飯フレーバーをぶっかけて耕していきます。ちょっと今回はご飯の水分が多かったみたいで若干べちゃってるけど、これもまた想定の範囲内だ。しばらく放っとけば少し冷えて勝手に固くなりますわ。
先ほどブレンドしたスペシャルな味噌を水切りしておいた豆腐の表面に塗っていきます。今はまだ表面だけでええ。
先ほど味噌を塗った方を下にしてフライパンで焼いていきますよ。
気を整え、拝み、祈り、味噌を塗って、ひっくり返すという一連の動作を豆腐の表面に焦げ目がつくまでひたすら繰り返します。
味噌スープ。
今日は長ねぎにして刻みねぎをマシマシにしよう。
できた。
思った以上に時間が掛かっちゃったから菜飯がちょっと冷めてもうた。お料理は手際良く進めて行く事が大事なんだけど、どこかで順番を間違えてしまったようだね。オレ様なら限られた時間の中で要領良く何でも出来るというおごりが心の奥底にあったのかもしれん。まー、そんな事はどうでもいいのでとりあえず食べましょうかね。
かろうじてほんのりとほかほかしている菜飯の上に、からしとねぎをつけた田楽を乗せて口の中に放り込む。この菜飯と田楽を一緒に食べるというのが大事なのよ。トマトとモッツァレラのチーズを一緒に食うカプレーゼと同じっすね。
うーん美味い。手間暇かけて作った甲斐があったぜー。
このアオキで買ってきたたくあんも正解だった。
濃厚な菜飯田楽の後に食べるとすっごく爽やかな存在だ。また今度買ってこよ。
という事でー、今日は終わりっ!